畑づくりに欠かせないアイテムが燻炭です。
土の中に加えると保温性や保湿性、土の中に空気が回りフカフカになります。
土の中の通気性も良くなり、根腐れを回避してくれます。
私も5年前くらいから使用している、とても優秀な農業アイテムとなっています。
暇があれば1年中作れますが、乾燥する冬場はやめましょう!
今回は作り方もお教えしたいと思いますので、ご興味があれば読んでみてください。
材料
- もみ殻
- ドラム缶ハーフ(蓋がないもの)
- 燻炭機
米の精米所いうものが田舎の各地にあります。
コチラに米を精米したときに不要となった糠ともみ殻が精米により分類されます。
不要になったもみ殻をいただいてくることから始まります。

半分にカットしたトラム缶はホームセンターで購入できます。
なければホームセンターでドラム缶をハーフにカットしてもらってください。
燻炭機もホームセンターやネットでも購入できます。
長く使うとボロボロになってくるので、安いもので構いません。リピート買いするものです。
作り方
まず最初にドラム缶を用意します。
中に燻炭機の下部分、円錐形を置きます。
円錐形の上部が見えるくらいに、もみ殻をドラム缶に入れていきます。この時、もみ殻が乾いていることを確認してください。湿っていると火が回りにくいです。
まず最初にドラム缶を用意します。
中に燻炭機の下部分、円錐形を置きます。
円錐形の上部が見えるくらいに、もみ殻をドラム缶に入れていきます。この時、もみ殻が乾いていることを確認してください。湿っていると火が回りにくいです。
円錐形の上部から、杉の葉などの燃えやすい木っ端をいれて中からもみ殻に着火させます。
もみ殻が燃え出したら、燻炭機の煙突部分を装着してください。
熱い煙が上がってくるので、皮の手袋を使用するなど怪我のないようにしてください。
白い煙が煙突からしばらく上がります。
勢いよく白い煙が上がったあと、煙が落ち着いてきたらうまく出来ている証拠です。

もみ殻がじんわりと黒く変化し、焼けるのを時間をかけて待ちます。もみ殻の表面の色はそのままでも、中心部は黒くなり始めています。
内側から黒くなり始めるので、トングのようなものでもみ殻をかき混ぜてあげてください。
これを時間をかけ全体が黒に変色したら完成です。
かき混ぜる時、ドラム缶の外に飛ばさないように気を付けてください。
黒へ変色し、焼きすぎると細かい灰へとなる場合がありますが、コチラは焼きすぎです。
焼きすぎはアルカリ性が強くなるため、よく見て丹念に仕上げることが大事です。
黒くなったもみ殻に水をかけて出来上がりです。
この時、水をかけなさずぎてもNG.
鎮火できずに火がまた起こり、気が付いた時には焼けすぎて、すべてが灰になることもありますのでご注意を。
目を離すことなく、手をかけて気をかけて、ゆっくり作ってみてください!
保管方法
しばらく水に浸して、その後ざるなどで水を切ります。
ビニールハウスの中などで乾かして、不要となったビニール袋や米袋で保管しています。
もみ殻燻炭の値段
国内のもみ殻を使用したものですと、40L×2袋でおおよそ3,500~4,000円。
燻炭づくりは時間も手間もかかります。
購入を検討するのも一つの手かもしれません。